「小樽さくら祭り」閉幕 盛況の中心商店街



5月28日(金)から3日間の日程で開かれていた「第6回小樽さくら祭り」が30日(日)に最終日を迎えた。
今年は、YOSAKOIサークル「翔楽舞」が企画運営に関わり、「小樽の伝統文化と新文化のコラボ企画」や「ウルトラスタンプラリー」、「YOSAKOIパレード」など、これまでにない新しいイベントを用意した。
最終日は、恒例のブラスバンドパレードと目玉の「祭りだョ!全員集合!おたる運動会」などを実施した。
パレードは、ミスおたる2人、朝里中20人、菁園中20人、陸上自衛隊第11旅団20人、YOSAKOIサークル翔楽舞150人がずらりと並び、柳川、都通り、サンモール一番街、花銀の4商店街を練り歩いた。
海洋少年団の子供たちが、それぞれの団体の先頭に立ち、プラカードを持って行進。各団体が、この日のために練習したブラスバンド演奏を、普段は静かな商 店街に響かせた。
翔楽舞は、6月の札幌の大会に向けて特訓した新演舞を踊りながらパレード。新演舞は、小樽の海と漁師の力強さをイメージした「祭火」。赤と青の法被姿のメンバーが、ぴったりと息を合わせ、若者らしい元気溢れる舞を披露した。沿道の市民たちから、「格好良い」、「いいぞ」と歓声が送られていた。 関連記事
目玉の大運動会は、都通り・サンモール一番街・花銀の3商店街のチーム対抗戦。約150人の市民や学生が参加し、3チームに分かれ、玉入れやいろいろリレー、寿司アンルーレット、綱引きの4競技に挑戦。
いろいろリレーでは、ムカデ競争、グルグルバット、高齢者疑似体験など様々な種目に挑んだ。ムカデ競争では、相手チームを意識するあまり、バランスを崩し たり、先頭の参加者が前のめりになったりするチームもあった。グルグルバットでは、目が回ってなかなか前へ進めなくなる人も。3商店街の600mにわたって行われ た競技は、ハプニングあり笑いありの大賑わいとなった。
さくら祭りは、商大生のアイディアと若い力で、例年にない盛り上がりを見せ、盛況のうちに幕を閉じた。
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