「第6回小樽さくら祭り」が、5月28日(金)からスタートした。
「商店街の繁盛」をかかげ、都通りやサンモール一番街など中心商店街が一つになって開催するイベント。
今年は、YOSAKOIサークル「翔楽舞」とコラボし、学生14人が企画・運営に携わり、これまでにない新しいイベントを用意している。
初日の28日(金)は、18:00からサンモール商店街で開祭式。中村全博実行委員長は、桜の造花を添えたステージの上で、「桜は散ってしまったが、小樽の活性化、住みよい街づくりを目指して、ワーッと心の桜を咲かせましょう」と呼びかけた。
祭りの開幕を告げるテープカットは、「寿司の街」にちなんで、実行委員長をはじめ学生たち100人が一列に並び、18mの長いのり巻きを作って「のり巻きカット」。あらかじめ用意していた細巻きをつなげて100人のり巻きを作ったが、あまりにも長く、ハサミでカットする前に早々と途切れてしまい、会場には大きな笑いが起こった。
ステージ上では、ミスおたるの発表も行われた。高坂亜美さん(24)と本間弓理さん(22)の2人が、任命書と、ミスおたると書かれたタスキを受け取り、「小樽のPRを頑張ります」と挨拶した。関連記事
最後に、翔楽舞のメンバー40人が、元気いっぱいの演舞を披露し、会場を盛り上げた。
今年は、学生たちが企画・運営に参加しているおかげで、会場には若者たちの姿も多く見られた。例年だと、商店街の買い物客や高齢者がポツリポツリといるだけだったことから、関係者たちは、「学生たちが街に下りてきてくれて、若者で商店街が賑わって嬉しい」と喜んでいた。
2日目の29日(土)は、13:00から小樽の伝統文化と新文化のコラボイベント。小樽商大応援団とチアリーディング、詩吟とアカペラ、高島越後踊りとYOSAKOIが、それぞれの技を披露する。
最終日の30日(日)は、12:00から恒例のブラスバンドパレード。15:00からは、目玉の「祭りだョ!全員集合!おたる運動会」。都通り・サンモール・花銀の3商店街でチームを作り、3商店街の約300mを使って、ラジオ体操や玉入れ、いろいろリレー、綱引き、寿司アンルーレットなどを行う。
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