小樽佛教会(野村定弘会長)は、22日(土)・23日(日)の2日間、「花まつり」の記念事業「岡本佳子さんの心のアート展」を小樽運河プラザ(色内2)で開いている。
「花まつり」は、4月8日の釈迦の誕生(降誕会)を祝うイベント。同会では、5月14日(金)と22日(土)~24日(月)、市内各所で記念行事を行っている。
同展は、1歳の時にダウン症と診断された岡本佳子さん(40)の作品を飾る。小樽での個展開催は初めて。
岡本さんは、数々のコンクールで金賞や特選を受賞。「多くの人の心をなごませ力付ける」と高く評価されている。
会場には、母子と地蔵、かんのんさま、一休さんのおししょうさんなど、やわらかな笑顔を描いた作品160点を展示。国会議事堂の絵には、「国会議員の皆さん。福祉を大切にする日本でありますようにお願いします」。仏の心と題した作品には、「お地蔵様。佳子は、困った人たちを助けてくれる心のやさしい人が大好きです」と温もりのあるメッセージも添えられている。
23日(日)10:00~16:00まで。入場無料。