西陵中で奈良の中学生と修学旅行交流会


nara1.JPG 奈良県天理市立南中学校の153人が、5月17日(月)、小樽市立西陵中学校(富岡2・渡辺常彦校長)にやってきた。
 これは、南中の50周年記念事業の一環で、修学旅行で訪れる小樽の地元校と交流したいと要望したことで実現した。西陵中での市外からの修学旅行生の受入れは初めて。
 同校は、5月16日(土)から2泊3日で白老ポロトコタン、有珠山西山火口、ニセコ、小樽などを巡っている。
 交流会は、体育館で行われ、運動着姿の西陵中3年66人と、夏服の南中3年153人が対面し、「今日の交流を楽しみにしていました」と挨拶した。
nara2.JPG それぞれの校歌を斉唱し、ジャンケン・トレインなどのピア交流に興じた。最初は緊張していた生徒たちも、ゲームを通して次第に積極的に交流し、最後は肩組みしながらゲームに臨む生徒の姿も見られた。
 西陵中の利根朱里さんは、「合唱やゲームを通して、交流を深めることが出来て良かった。北海道の方言で、なまらという言葉があります。これは、すごく、とてもという意味があり、なまら可愛い、なまら格好良いと使います。したっけという言葉もあり、それで、そしたらという意味で、したっけ明日ねと使います。奈良に帰ったら使って下さい。そして、この交流を忘れないで下さい」。
 南中の中野幸乃さんは、「私の中学校は、山に囲まれた地にあり、北海道は憧れだった。その地元の人たちと触れ合うことが出来て嬉しかった。奈良に来られることがありましたら、色々なところに案内したいのでご連絡下さい」と述べた。