手宮の坂を上がって! 雨の「第4回手宮夜桜ライブ」  



 市内各所の桜が開花し始めた5月8日(土)、雨模様の中、手宮公園に隣接する小樽稲荷神社(末広町38・木村文彦宮司)境内で、「第4回手宮夜桜ライブ」1日目が行われた。
temiya-yozakura1.jpg 同イベントは、手宮地区の住民が、「多くの人に手宮の坂を上ってもらい、手宮の町を活性化させたい」と実行委員会を作り、2007(平成19)年からスタート。
 神社境内にかがり火を焚き、様々なアーティストのライブを披露。開運桜御守ストラップを1個500円で販売し、この収益金で桜の苗木を購入。神社境内や手宮公園沿いの坂道に約60本植樹した。
 今年は、5月8日(土)と9日(日)の2日間。1日目の8日(土)は、生憎の雨天となり、社殿前にテントを張り雨除けした。後志雅友会が、16:00から雅楽を披露し、オープニングを飾った。笙(しょう)や篳篥(ひちりき)、笛、琵琶(びわ)など、それぞれの音を重ね、世界最古の合奏音楽を手宮の地に響かせた。temiya-yozakura2.jpg
 境内の桜は、まだつぼみを膨らませただけだったが、同実行委は、木々をライトアップし、ever*green(えばー・ぐりーん)や、こまつなfucchiE(ふっちー)、light linkage(らいと・りんけーじ)などのアーティスト8組の生ライブを行った。
 2日目の9日(日)は、11:00から19:30まで、17組のアーティストが出演する予定。小樽商大アカペラサークルや桂岡少年少女合唱団も初出演し、美しいハーモニーを披露する。9日(日)の天候は、曇りのち晴れの予報となっている。