6月28日(金)に開かれた市立病院調査特別委員会で、公立病院改革ガイドラインを策定した懇談会の長隆座長の発言に対し、山田勝麿市長は、「我々は、関知しないで淡々としていきたい」と述べた。
平成会の大橋一弘議員は、「長さんの発言に対して、どのように受け止められているか。小樽病院は、起債申請が通るわけがないと断言している。全国的に影響力のある人が、小樽病院について辛辣なことを言って歩くと思うが、長氏と小樽の関係についてどう考えていくのか。事例として、小樽市をあげて、小樽は最悪だと言っていることはマイナス要素が多い。あれだけ発言の機会が多い方なので、現在の小樽は、豪華な病院を建てるつもりはないと伝える方法はあるのか」と質問した。
小山秀昭・病院局経営管理部次長は、「北海道を通じて総務省と話しているが、22年度には不良債務解消する、25年度には資金不足を解消すると説明をさせて頂いている中で、それであれば今の基準では、土台に乗ると言われていると聞いている。どいう根拠で、起債が認められないと言っているのか納得出来ない」。
山田厚副市長は、「直接、お会いしたことはないので、発言は、メディアの記事で見ているが、総務省のお役目が終わったら、それはそれで総務省とは関わらないと聞いたことがある。発言されていることは承知しておりますが、これからご心配されて発言されることは、受け止めるべきことがございましたら受け止めたい。一回も直接お会いして議論したことはないので、一度お会いできればと私個人的には思っている」。
山田勝麿市長は、「総務省とはあまりもう縁がないように聞いておりますし、当時は、特例債を認めるのは俺なんだみたいなこと発言をされて、随分我々も迷惑を被っていた。色々な病院を見てるのでしょうから色々ご批判はあるのでしょうが、我々は関知しないで、淡々としていきたい」と語った。
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