財務省北海道財務局小樽出張所(木原秀志所長)は、5月24日(月)発行の「しりべし経済レポート Vol.55」(平成22年1月~3月)で、後志管内の経済概要は「停滞しているものの、一部に持ち直しの動きがみられる」と発表した。
同所は、2009(平成21)年4月発行から、「総じて停滞している」としてきたが、「消費と公共工事が好調だったことと、引き続き観光と住宅建設が例年比プラスになったため、1年ぶりに”総じて”を外し、一段良くした」とした。
前回の1月発行のレポートでは、家電製品の売り上げや新車販売台数が伸びたことを受け、約3年ぶりの上昇判断。今回は、それよりももう一歩前進したものとなった。
しかし、木原所長は、「先行きの判断は楽観視していていない。住宅は、2月に賃貸マンションが出来ただけで、回復はしていない」と、依然厳しい状況としている。
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