4月に入り、入学シーズンを迎え、小樽商科大学(緑3・山本眞樹夫学長)と北海道職業能力開発大学校(銭函3・日野光兀校長)の2校は、5日(月)10:00から、入学式を行った。
2010(平成22)年度の小樽商大の新入生は、商学部523名・大学院56名の計579名。
同校体育館で行われた式で、山本学長は、「財政的にはわが国で最も小さな国立大学ですが、道内の高等教育機関としては北海道大学に次ぐ歴史と伝統を誇っています。これから始まるこの緑丘での学園生活が、諸君にとって実り多いものであることを確信しています」と迎えた。
商学部・佐藤由季さんは、「ただいま小樽商科大学商学部に入学を許可されました。学生の本分を守り、学業に専念するとともに人格を陶冶し、本学の歴史と伝統を引き継ぐ学生となることを誓います」と代表の宣誓を行った。
職能大の新入生は、専門課程105名・応用課程97名の計202名。
日野校長は、「本日の入学を契機に、諸君には、しっかりと専門基礎を学び、同時に、プロの技術者として身を立てる職業能力と気概を会得していただきたいと祈念しています。二十世紀末から日本は世界一のもの造り大国として、その技術力は万国から尊敬されております。北の美しい自然に恵まれたここ小樽から、世界に誇る技術者が巣立って行って欲しいと願望しています」と述べた。
市内では、6日(火)から市立小中学校の入学式が順次行われる。