ゴールデンウィークの初日となった4月29日(木・昭和の日)。発達した低気圧の影響で、小樽市内は大荒れとなった。09:50現在、小樽を含む後志北部に「強風、波浪、なだれ注意報」が出されている。
海はシケとなり、小樽港内の小さな貨物船は、波に揺られながら、嵐が過ぎるのをじっとこらえている。色内ふ頭や第3号ふ頭などに、波が次々に押し寄せ、しぶきをあげている。
陸上では、強風が吹きつけ、人出が少なく、寂しいGWの始まりとなった。しかし、この日オープンした手宮緑化植物園には、ウォーキンググループの参加者たちが来場し、体を休めながら、大荒れの小樽港の様子を眺めていた。
札幌管区気象台によると、30日(金)以降は、最高気温・最低気温が平年並か平年より高くなり、5月に入ると、晴れる日も多くなるとしている。