4月22日(木)、商大通り沿いにある小樽市総合福祉センター(富岡1)の脇のソメイヨシノのつぼみが、市内でいち早く開いた。
小樽の桜の開花予想は、5月9日となっているが、同センター脇のソメイヨシノは、予想より3週間も早く開花。22日(木)の朝は1輪だったが、昼頃になるともう1輪、ピンク色の花を広げた。
同所への日差しは強く、その暖かい太陽の光を吸収した外壁の温度で、毎年、5月前には開花する。しかし、花が開くのは、壁側のほんの一部で、ほかの桜のつぼみは小さく、まだまだ開花には時間が必要だ。
この一部分の開花でも、周辺を通る市民たちは、冬が過ぎて草木もまだ生えていない街中で咲いた淡いピンク色の花に目を止め、早めの桜前線の到来を実感していた。