「成年後見センター」オープン 


seinenkouken.jpg 「小樽・北しりべし成年後見センター」が、4月1日(木)、サンモール一番街の旧丸文書店跡にオープンした。
 同センターは、認知症や知的障害、精神障害などの理由で、判断能力が不十分な高齢者に対し、不動産・預貯金などの財産管理、介護サービス・施設への入所に関する契約を結ぶ支援をするための施設。
 小樽市高齢者懇談会「杜のつどい」(川脇光男会長・会員620人)の要望により、小樽市社会福祉協議会がこのほど開設した。成年後見制度に関する相談をはじめ、家裁からの法人後見の受託、市民後見人の養成などの業務を行う。小樽市が700万円、北後志5町村が85万円を補助する。
 併せて、高齢者の援助・支援を行う「小樽市中部地域包括支援センター」も同所に移転させ、利用者の利便を図り、中心商店街のにぎわいづくりに貢献したいとしている。
 1日(木)14:00からの開所式では、小樽市社会福祉協議会の城守会長が、「専門家、関係者などが一枚岩になって、より良いセンターにして、地域のお役に立てればと思っている」と挨拶。来賓の山田勝麿市長をはじめとする北後志5町村長と、テープカットを行った。
 約1年間空き店舗となっていた旧丸文書店跡に久しぶりに電気がつき、市民の往来も見られた。商店主は、「やっと1店舗」と、開所式の様子を眺めていた。
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