小樽市役所は、新年度を迎えた4月1日(木)、職員辞令交付式を行った。
市では、今年度、2年ぶりに一般職員を新規採用した。事務職16人(高卒5・大卒11)、建築技術職2人(大卒)、衛生監視員2人(大卒)、消防6人(高卒4.・大卒2)の計26人となった。
山田勝麿市長は、一人一人に辞令を手渡し、「市の採用試験を突破し、今日から公務員としてスタートします。地方自治法に守られ、縛られているので、わきまえて仕事をして欲しい。行政、市役所の仕事に慣れて、早く戦力になれるようになって欲しい」と期待した。
斜里町出身の松木道人さん(22)は、「誠実、公正に職務を執行します」と決意を述べた。
また、山田市長は、幹部職の辞令交付式で、「高額医療費の未請求事件で、担当職員の問題が大きいが、組織としての問題もあり、十分に機能していたか問われている。事務を引き継ぐ時には、服務規程に則って、引き継ぐ側、引き継がれる側が、確認してもらいたい。難しいことは率先してやっていく。あとに残すと、結局、誰かに仕事が残る」と檄を飛ばした。