小樽商科大学のYOSAKOIサークル「翔楽舞(しょうがくぶ)」(長岐沙奈美代表)の2010(平成22)年度体制がスタートした。6月に札幌で開かれる「第19回YOSAKIソーラン祭り」に向け、練習中だ。
同チームは、2007(平成19)年結成。わずか3年で、昨年の大会で、セミファイナル4位(全体で15位)、ケータイ投票4位の成績を収めた。
このたび、2009(平成21)年度体制から2010(平成22)年度体制へと組織を一新。現在、2~4年生で約120人の学生が参加。アメリカや中国などの留学生9人も所属。学生たちは、踊るだけでなく、会計・渉外・広報・衣装など12班に分かれ、チーム運営を行っている。
今年度は、「結~むすび~」を活動テーマに、本祭出場のほか、市内の清掃活動、市内イベントへの参加など、地域との交流(結)を積極的に行う。
すでに、5月28日(金)から30日(日)まで市内商店街で開かれる「第6回小樽さくら祭り」の企画会議に参加している。ブラスバンドパレードで、YOSAKOI踊りを披露しながら街中を練り歩いたり、メインステージで演舞を披露する。
6月6日(日)には、「後志地区YOSAKOIソーラン演舞披露会」を開催し、本祭に先駆け、「応援して頂いている市民」に、演舞の出来栄えを発表する予定だ。
踊りは「祭火」と題し、小樽の海と漁師の力強さをイメージする。舞台構成の作業はすでに済んでいる。今後、新入生を迎え入れたのち、同大体育館や緑小学校、稲穂小学校体育館、雪の花酒造などで練習を重ね、完成度を高める。
長岐代表は、「春休み辺りから、新しい振付けの練習を始めた。今はまだ3分の1程度しか覚えていないが、これから新入生を含めて練習を積み重ねたい。先日、本祭のブロック抽選があり、北大や札幌大学などの強豪チームが同じブロックになった。目標のファイナル出場には、ブロックで1位にならないといけない」と力が入る。
◎翔楽舞HP