小樽市役所(山田勝麿市長)は、3月25日(木)、2010(平成22)年度4月1日付の部長・次長・課長など幹部職員の人事異動を発表した。
部長職9人(昨年度13人)、次長職16人(同18人)、課長職43人(同56人)の計68(同87)人となった。このうち、部長職4人、次長職8人、課長職17人が昇任した。
2010(平成22)年度も、昨年度に続き、「団塊の世代である幹部職員の退職による世代交代の時期を迎えていることから、次世代の幹部職員の育成を意識した異動となった」としている。
新年度では、病院局の経営管理部に、病院新築担当の副参事を新設した。築港地区で進めていた基本設計業務に携わっていた建築技術職員を配置する。「6月に基本設計の議案を出すなら、4月に入って死ぬ気でやってもらわないと間に合わない」(山田厚副市長)。
このほか、教育部に小中学校の適正配置の主幹、産業港湾部に市街地振興を担当する副参事、生活環境部に戸籍データベース化担当主幹を新設した。
山田副市長は、「来年、部長次長が10人単位でいなくなる。部長を担える人を次長に上げるよう意識している。23年度のリストを見ながら22年度の人事を作った」としている。
この春の人事異動は、山田市政3期12年の実質的な最後のものとなる。
◎人事異動リスト(PDF)