2年ぶりのアルペン大会 "樽っ子スキーヤー"集合 



1.jpg 「第59回小樽小学生アルペンスキー大会」が、3月7日(日)、小樽天狗山スキー場で開かれ、71人の”樽っ子スキーヤー”がゼッケンを付け、力強く滑り降りタイムを競った。
 2年ぶりの開催となった同大会は、1951(昭和26)年に始まった。「子供たちがスキーを楽しみ、健康的に冬を過し、その中から世界に羽ばたく名選手が生まれてくれれば」としている。
 多い時で市内各小学校から1,600人を超える子供たちが集まり、「世界でも類を見ない大会」だったという。ワールドカップで日本人初の2位の記録を持つ岡部哲也選手など、多くの有名選手が参加した大会でもある。
 準備不足などの問題で、昨年は開催中止となったため、今年は早くから実行委員会が動き出した。当初、参加する子供の数が少なかったが、スキー連盟などの周知活動によって71人も集まった。
 この日は、時折、強い雪が降る天候となったが、ゼッケンを付けた子供たちは、懸命にコースに挑んだ。雪で視界が遮られる時もあったが、ゴールめがけて力強く滑り降りた。
 指導員たちも、2年ぶりの大会とあって、自主的に大会運営に関わり、コース係・記録係などの作業に熱心に取り組んでいた。「少しでも小樽のスキー人口が増えてくれれば」と、滑り降りる子供たちの姿を見上げていた。

小学1年
女子1位・加賀 千智 選手 (天神小) 男子1位・掛端 太郎 選手 (稲穂小)
小学2年
女子1位・海老名 美羽 選手 (最上小)  男子1位・薄田 朝登 選手 (最上小)
小学3年
女子1位・米澤 慶子 選手 (桜小)  男子1位・工藤 聖也 選手 (入船小)
小学4年
女子1位・中江 柚季 選手 (朝里小) 男子1位・荒川  耀 選手 (望洋台小)
小学5年
女子1位・蔦 亜友里 選手 (長橋小) 男子1位・工藤 直也 選手 (入船小)
小学6年
女子1位・手倉森 楓果 選手 (張碓小)
レーシング低学年
男子1位・中村 賢生 選手 (色内小)
レーシング高学年
男子1位・中村 賢祥 選手 (色内小)