センバツ甲子園開幕 北照・西田主将が選手宣誓


 春のセンバツ高校野球「第82回選抜高等学校野球大会」が、3月21日(日)、阪神甲子園球場で開幕した。
 開会式では、昨年優勝した清峰高(長崎)主将を先頭に、出場32校の選手が順番に行進した。
 10年ぶり3度目の出場となる北照高ナインは、力強く両腕を振り、3年にわたる改修工事を終えた甲子園球場の土を踏みしめながら、元気に一歩ずつ進んだ。
 国歌斉唱・優勝旗返還が行われ、日本高校野球連盟・奥島孝康会長が、「宣せ中たちには、日頃の練習の成果を遺憾無く発揮し、ハツラツたるプレーが望まれます」と挨拶した。
 北海道代表の北照高の西田明央主将が、「北の大地・北海道から南は沖縄まで、全国4,132校の代表として、幼い頃から憧れた夢見たこの甲子園でプレーすることに、喜びと感動の気持ちでいっぱいです。我々は、常に全力疾走、フェアプレー精神、白球を追い求めるひた向きな姿を貫き、すべての皆様に感謝の気持ちを伝えます。全国の高校球児の思いを背負い、野球の素晴らしさを伝えるべく、一新された甲子園で、威風堂々、戦い抜くことを誓います」と、力強く選手宣誓した。
 北照高は、6日目の26日(金)に秋田商と対戦する。
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