小樽のスイマー2選手が、レベルの高い標準記録を突破し、3月26日(金)から30日(火)まで東京都で開かれる「第32回全国JOCジュニアオリンピックカップ」に出場することになった。
出場するのは、小樽SC所属の阿部星架(11)とコナミスポーツクラブ小樽の齋藤拓海(14)の2選手。
阿部選手は、幸小の5年生。9歳から3年連続で標準記録を突破し、同大会に出場している。今回は、100m背泳ぎ(標準1:09.51秒)を1:09.36秒で泳ぎ、切符を勝ち取った。「目指すは自己新記録」。
笹田邦彦コーチは、「高島プールでは、十分な施設とは言えない。予算の関係で、借りるコースにも制限があり、レベルの違う選手たちと同じコースで練習しなければいけない。この状況下で、毎年、標準記録を突破することは素晴らしい」と話している。
齋藤選手は、朝里中の2年生。2008(平成20)年に初出場し、今回で2回目。50m自由形を標準記録の25.12秒で泳ぎ、出場権を得た。「全国を舞台に、自分の自己記録を更新したい」。
佐々木美保コーチは、「昨年は、標準記録の突破が出来ず悔しい思いをしましたが、今回の出場に向けて、日々練習を重ねてきた結果が出たのだと思います。この先もしっかりと目標を見据えてレベルアップをさせていきたい」
2選手の全国大会での活躍が期待される。