522人が卒業 商大の学位記授与式


syoudai-gakui.jpg 小樽商科大学(緑3・山本眞樹夫学長)の第一号博士取得者。仕事と勉学を両立させたMBA取得者。日本での勉学の道を選んだ留学生など、卒業・修了生522人(昼間・夜間主478・大学院44)が、19日(金)に卒業を迎えた。
 同大の学位記授与式(卒業式)は、12:30から、体育館で行われた。会場を埋めた父母や関係者に見守られる中、袴やスーツの晴れ着姿の卒業・修了生は、山本学長から学位記を受け取った。
 「『北に一星あり、小なれどその輝光強し。』と謳われた名門校としての伝統と誇りをいささかも失うことなく、さらに次の百年に向けて一層発展し、『実学、語学及び品格』を兼ね備えた有為の人材を社会に送り出すことこそが、本学の最も重要な使命です。諸君には、今後も同窓として、この本学の使命を達成するために力を貸して下さい」と呼びかけた。
 式を終えた卒業・修了生たちは、体育館前で待ち構えていた部活やサークルの後輩達から祝福を受けていた。
 今年度の就職状況(3月16日現在)は、昼間・夜間主コース478人のうち就職希望者は422人で、402人が内定し、95.3%の内定率となっている。
 「就職氷河期の中で、多くの学生たちが希望の職に就くことが出来た。就職率という指標でいえば、本学は全国でも最上位のクラスに位置しています」(山本学長)としている。