「小樽にはディスコがたくさんあった。遊ぶところがあって、街が賑わっていた。自分たちの遊び場を作って街に賑わいを作りたい」。
1964(昭和39)年生まれの樽っ子たちが集まり、当時流行していたディスコイベントを開催し、街の賑わい作りに取り組んでいる。
市内で寿司屋や酒屋、居酒屋、スナックなどを経営する10人が、「小樽に遊ぶところがないなら、自分たちで作るべや」と、昨年11月、「OTARUs39会」を結成。
ダンスホール「エンペラー」(色内1)に、同世代の仲間120人を集めてディスコイベントを開き、当時の懐かしい雰囲気と賑わいを演出した。
メンバーそれぞれが、酒や食べ物の仕入れを行って支出を抑え、参加費を低く設定したことで、誰でも気軽に参加しやすいイベントとなり、好評を博した。
4月10日(土)22:00~04:00には、2回目の「サタデーオールナイトパーティ Soul Music Factory」を同所で開催することになった。
「昔は、花の土曜日と言って、どこのディスコも満員だった。花銀通りは、2車線で、若者の車が並び、賑わっていた。今の若い人たちは、宅飲みばかりしていると聞くので、外で遊ぶ楽しみを教えたい。外に出ると出逢いもあるので面白い」と、ディスコ世代だけでなく20代・30代の樽っ子の参加を呼びかけている。
朝まで飲んで踊っても、参加費は2,500円(前売り・当日3,000円)。生ビール・焼酎・ウィスキー・サワーなど飲み放題。食べ物は別途。問合せ:090-2347-7696 OTARUs39会