道内初 ヒョウ柄のエイ登場 おたる水族館


aqua.jpg おたる水族館(祝津3)の2010(平成22)年度の営業が、3月20日(土)からスタートする。ヒョウ柄のエイ「ヒョウモンオトメエイ」が道内で初めて登場する。
 同館は、大小64基の水槽に約250種、5,000点の海・川・湖の生き物を展示する。イルカスタジアムでは、オタリアとイルカショー、海獣公園では、トドやペンギン、アザラシのショーを行う。
 今年度の目玉は、道内初となる「ヒョウモンオトメイエイ」の展示。体の大きさは1.8mで、尾を含めると全長3mになる。尾は体盤幅の2倍に近くに達するという。体に、珍しいヒョウ柄の斑紋が多数ある。インドネシアから業者を通じて購入する。本館1階海のパノラマ水槽に3尾が仲間入りする。
 このほか、春の特別展「飼育員図鑑」では、水族館スタッフの仕事を紹介する。イルカのトレーナーや魚の研究者など、一見華やかに見える水族館の職員の毎日の努力や失敗をパネルで展示する。飼育員の机を再現するコーナー、魚への給餌や水槽掃除などの飼育作業をシミュレーション体験出来るイベント、飼育員裏方ツアーもある。
 現在、2階の北海道の海のコーナーの一部をリニューアル中。約600万円かけて、野付半島の自然を紹介するVTRや写真、解説版、フサギンポのぞき水槽を設置し、フウセンウオの親子の展示水槽を一新する。野付の海水槽では、増波装置やファンで波・風を再現し、リアルな海の自然を紹介する。フサギンポのぞき水槽は、水槽の中央に頭を入れて水中にいる気分が味わえる工夫を凝らす。
 営業は、3月20日(土)から11月23日(火)まで。10月31日(日)までは9:00~17:00。11月1日(月)からは16:00まで。入館料:大人1,300円、小中学生530円、幼児(3歳以上)210円。シーズンパスポート大人3,000円、小中学生1,200円、幼児500円。詳細はこちら