市議会第1回定例会の会派代表質問が、1日(月)・2日(火)の2日間で行われたが、5会派のうち、民主市民連合だけが、市に6,700万円の損害を与えた高額医療費未請求問題について一切質問をしなかった。
1日(月)の質問では、自民党が「市民感情として許されないこと」。共産党が「当初は職員の懈怠のみが問題視され、不祥事を生んだ組織としての問題点克服の姿勢が見られなかったことは心外きわまりない。唖然とした」と、市長の責任を問い質した。
2日(火)は、公明党が「多くの市民から厳しい抗議の声があった。財政健全化を最重要課題として取り組んでいる中で、大変大きな問題であると認識している」。平成会が「今回の前の事件は職員組合委員長の使い込みだった。今回の事件が起き、改めて組織としてのたるみ無責任さが浮き彫りになった」と指摘した。
小樽市議会にある5会派のうち、民主市民連合は、この問題で一切の質問をしなかった。これについて、佐々木勝利・議員会長は、「3日、この問題での道への返還分の補正予算が出るので、予算特別委員会で質疑したい」と述べた。
◎関連記事