小樽市は、3月9日(火)、匿名の市民からの”談合等に係る情報”が寄せられたことを受け、事実関係の調査を行うことにし、「オタモイひばりヶ丘通線道路改良工事」の10日(水)の入札を中止した。
同工事は、側溝及び舗装が老朽化したために行うもの。オタモイ1丁目28番地先の延長127.7m・幅員6m。
入札の参加資格は、平成21・22年度の小樽市指名競争入札参加資格者名簿で工事種別「土木」に登録され、総合審査評点が660点以上879点以下。市内に本社があることなど。
市は、10日(水)11:00から入札を行う予定としていたが、8日(月)午前に談合情報が寄せられたため、山田厚副市長を委員長とする公正入札調査委員会を開いた。「談合等の情報として足りうる」と、関係者に調査することを9日(火)に決め、調査に一定の時間が必要として、10日(水)の入札を中止した。
財政部契約管財課は、「これから対象の22社の事情聴取を行うので、情報の中身は示せない」としている。
◎「オタモイひばりヶ丘通線道路改良工事」入 札 公 告