街でチアダンス撮影会 商大生が小樽応援 

 「5、6、7、8」。「オ」、「タ」、「ル」。3月9日(火)10:00~12:00、小樽の街に女子学生の元気溢れる掛け声がこだました。肌を突き刺す氷点下の中、小樽商科大学(緑3)の学生たちが、小樽を元気にする応援チアダンスの撮影会を行った。
 同大の学生が運営する株式会社SEA-NA(シーナ・富岡1・窪地由恵代表取締役)とチアダンス部「Dolphins」(澤邊江実部長)の共同プロジェクト。応援・声援・元気づけ・励ましの意味があるチアダンスを小樽市内で踊って、その動画をYouTubeに配信する。
 ダンスは、チア大会で使用した振り付けに、新たに「小樽が元気になるような」動きを加えた。プロのパフォーマンスを参考に、動画のコマ割りを考え、30秒程度のプロモーションビデオを作成する。
 チアダンス部メンバー6人は、気温-0.2℃の中、短いスカートのユニフォーム姿で、JR小樽駅正面玄関、サンモール一番街商店街、小樽運河中央橋の3ヶ所で踊った。アームモーションを中心とした振りを何度も何度も繰り返し行い、運河を背景に、ポンポンで「オ」、「タ」、「ル」の文字を掲げた。鼻を真っ赤に染めながらも、「小樽が元気になるように」と懸命に取り組んだ。
 撮影現場では、観光客や買い物客、タクシードライバーのギャラリーが集まり、「可愛い」、「若い子が街に出てきてくれて嬉しいね」とその様子を眺めていた。
 チアダンス部「Dolphins」は、「部員は札幌や帯広、函館の出身だが、縁があって小樽の大学に通うことになったので、何か私たちに出来ることはないかと考えた結果、チアダンスで少しでも小樽を盛り上げられればと思い立った」と話していた。
 SEA-NAでは、今後編集作業を行い、4月1日(木)から動画配信を予定している。
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 おたるクーマップ 株式会社SEA-NA
 チアダンス部「Dolphins」