2月25日(木)は最高気温11.9℃を記録する4月中旬並の陽気が広がった。このため、市内の積雪は一気に解け、26日(金)、道道小樽海岸公園線の手宮洞窟保存館(手宮1)脇に、この雪解け水による”幻の手宮滝”が出現した。
毎年、春の雪解け時期に見られる”幻の手宮滝”。雪解け水が集まって、手宮公園から直下の道路まで約10mを一直線に流れ落ちる。春の風物詩として知られているが、暖冬となった昨年は1月にも見られた。関連記事
今年も比較的暖かい日が多く、冬期間でも同所の土は雪解け水で湿った状態となっていた。前日の25日(木)、道内83地点で2月最高の気温を記録する陽気が広がり、小樽でも最高気温11.9℃と4月中旬並となった。
この影響で、手宮公園に積もった雪も解け出し、”幻の手宮滝”が出現。遠くからでも水音がはっきり聞こえるほどの勢いで、周囲には水音がはっきりと聞こえてくる。水が流れる周囲には、緑色の雑草も顔を覗かせ、春の訪れを告げている。
しかし、札幌管区気象台では、27日(土)から3月5日(金)の一週間は、寒さが戻り、最低気温がマイナス4~6℃と予報している。3月1日(月)から3日(水)までは雪の予報も出ている。