北海道高等聾学校の第11回作品展 347点展示

 北海道高等聾学校(銭函1・島崎洋二学校長)の専攻科・情報デザイン科の第11回作品展が、2月17日(水)から21日(日)10:00~18:00(最終日17:00)まで、市立小樽美術館(色内1)で開かれている。
 同校は、北海道に唯一の聾学校の高校として、1970(昭和45)年に銭函に設置され、来年40周年を迎える。高校卒業後の聴覚障害教育の充実の目的として専攻科を設置。情報デザイン科は、デザイン知識・技術を2年間で学ぶ。卒業した学生たちは、DTP(パソコンによる印刷物作成)オペレーターなど、様々な職種で活躍する。
 これまで、札幌市内で2年に1度作品展を開いてきた。11回目の今回は、地元小樽の市民に、学生たちの活動を紹介したいと、市立小樽美術館での開催となった。
 情報デザイン科の学生13名とともに高校生20名も作品を出品し、合計で347点を展示している。デッサンをはじめ、ポスターデザイン、洋服、パッチワークなど、様々な作品を並べている。商品紹介のPRポスターの中には、プロ顔負けの作品も。
 第11回北海道高等聾学校専攻科・情報デザイン科作品展は、2月17日(水)から21日(日)10:00~18:00(最終日17:00)まで。入場無料。
 北海道高等聾学校