2月3日(水)節分の日の小樽市内は、冬型の気圧配置の影響で、強い寒気が流れ込み、気温は、最低-13.0℃・最高-10.1℃と、一日中2桁マイナスを記録する、今冬一番の寒さとなった。
札幌の上空では、09:00に850hPa(1289メートル)−23.9℃の低温が観測され、1954年以降で1位タイの低温記録となったという。
札幌管区気象台は、「北海道付近は、強い冬型の気圧配置となっており、上空約5000メートルに氷点下45度以下の非常に強い寒気が流入しています」と発表した。
このため、小樽も、2日(火)23:00から-10℃台となって以降、気温は下がり続け、早朝06:10には、今季最低の-13.0℃を記録した。これまでの今冬の最低気温は、1月21日に記録した-10.1℃だが、2月3日(水)はそれよりも2.9℃低くなった。
市内は、冷え込んだ状態が続き、小樽運河浅草橋街園の温度計も09:40に-10.2℃を表示していた。「第12回小樽雪あかりの路」のメイン会場となっている運河や手宮線では、この冷え込みの中、ボランティア団体が会場設営作業に取り組んでいた。
同気象台では、「後志北部は、4日にかけて西の風が強く、海は波が高い見込みです。大雪やふぶきによる交通障害、突風、高波、船体着氷、なだれに注意して下さい」と呼びかけている。