5日(金)から10日間の日程で開かれていた「第12回小樽雪あかりの路」が、2月14日(日)21:00に閉幕した。
今年は、初日がさっぽろ雪まつりと重なり、2日目は猛吹雪の大荒れの天候となったことから、人出が少なく、出足が低調となった。
しかし、11日(木)の祝日には人出が増え、12日(金)から14日(日)までの3連休は、大勢の観光客が足を運んだ。
関係者とボランティアが力を合わせ、手づくりの「あったかさ」を込めて、一つ一つ丁寧にロウソクに火をつけ、スノーオブジェの修復作業を繰り返し行い、訪れた人をもてなした。
最終日は、風が無い穏やかな天候となった。カップルや家族連れなど多くの来場者たちが、雪あかりの路をゆったりと楽しんだ。この日は、バレンタインデーとあって、「可愛い」、「きれい」、「ハートの前で写真撮ろう」など、カップルの声が会場に広がっていた。
13日(土)から14日(日)にかけて、手宮線会場の日銀通り側の入り口のスノーオブジェが、一部の心ない人によって破壊されたが、ボランティアたちがすぐに修復を行い、「心」を込めたキャンドルに「灯」を静かにともし、来場者たちの目を楽しませていた。関連記事
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