2月5日(金)から10日間の日程で開かれている「第12回小樽雪あかりの路」。開幕から5日経ち、ロウソクの火などによって会場のスノーオブジェなどが解けている。このため、イベントを支えるボランティアたちが、日中からイベント開始の17:00まで、このオブジェ補修の作業に追われている。
雪あかりの路は、「参加型」「手づくり」にこだわり、町内会や市民ボランティア、韓国・中国の海外ボランティアなどが会場を作り、一人一人がロウソクに火を灯す。
夜はロウソクの灯りで幻想的な雰囲気が演出されるが、会場のスノーオブジェはロウソクの熱で解け、白い雪が黒ずんでしまう。ボランティアたちは、毎日、オブジェ補修や新たなオブジェ製作など、会場作りに大忙しだ。
ボランティア参加者たちは、「昼間の作業があるから、ロウソクの灯りがきれいに見えるのよ」。「ロウソクの火で雪はすぐに解けてしまう。毎日、オブジェの補修をしなければいけないけれど、夜、会場に来てくれた人がきれいと言ってくれれば、それだけで嬉しい」と、汗を流している。
中国人ボランティアのバク・シウンさん(22)は、「昨年、2日間、雪あかりの路のボランティアに参加しました。もう一度、北海道に来たいと思って、今年もボランティアに参加しました。みんなで一緒に会場作りして、良い仲間が出来て嬉しい」と話している。
「第12回小樽雪あかりの路」は、2月14日(日)まで。
◎小樽雪あかりの路