「第12回小樽雪あかりの路」開催まで5日となった1月31日(日)、韓国から52人のボランティアたちが小樽に到着した。
韓国ボランティア「OKOVO(オコボ・Otaru snow gleaming festival KOrean VOlunteers)」。雪あかりの路の手づくりのコンセプトに共感し、イベントを支えるため、毎年、旅費や滞在中の食費などを自腹で、参加している。
2003(平成15)年の第5回のイベントに、8人の韓国人ボランティアが参加したことが始まり。この後、年を重ねる度に、参加人数が増え続け、2008(平成20)年)の第10回に「OKOVO」を結成した。毎年多くの新人団員を募集し、韓国で研修を行ってから、現地入りしている。今年は、経験者7人と新人45人の計52人が来樽した。
「OKOVO」の52人は、31日(日)14:40、18日間宿泊する朝里川温泉の貸別荘ウインケルに到着した。実行委員会事務局とボランティア部会のメンバーが、「アンニョンハセヨ」と出迎えた。昨年・一昨年にもボランティア参加したメンバーたちは、「お久しぶりです」と再会を喜んでいた。
キム・ドゥヨン団長をはじめ、各班の班長と副班長は、早速、会議を開いた。事務局は、「イベントの期間は大変でしょうが、一生懸命頑張りましょう」。「イベントを支えてください」と歓迎した。これに対し、韓国人ボランティアたちは、「お会いできて嬉しいです」、「2週間よろしくお願いします」、「良い思い出をいっぱい作りたいです」と挨拶。この後、スケジュールの打ち合わせ、スキーウェアや長靴の調整を行った。
今後は、2月1日(月)に現地視察を行い、2日(火)から運河会場の設営作業を始める。イベント期間中は、5班が分担し、運河・手宮線のメイン会場と朝里会場の3ヶ所をローテーションで回り、ロウソクの点火や回収作業をする。
2月1日(月)には、中国ボランティアも小樽に到着する予定。