小樽市消防本部(会田泰規消防長)は、2009(平成21)年の小樽市の火災発生状況と救急・救助出動状況をまとめた”消防白書”を、1月4日(月)に発表した。
2009(平成21)年中の火災発生件数は60件で、前年に比べて20件減少した。全焼が4件減少の5件、半焼が前年同数の3件、部分焼が7件減の8件、ぼやが1件増加の19件。焼損面積は、床面積486平米増加の1,527平米、表面積279平米減少の7平米で、損害額は42万3,000円減少の4,409万9,000円となった。
火災による死者は、住宅火災で3人、車両火災で1人の計4人(昨年と同じ)で、ほとんど高齢者が逃げ遅れて犠牲となっている。負傷者は昨年より6人減少の6人。
出火原因は、「放火・放火の疑い」が11件で、昨年と同様ワースト1。このほか、「電気配線等」が8件、「たばこ火等の不始末」が4件。
救急出場状況は、出動件数は昨年よいも226件少ない5,534件となり、3年連続で6,000件を下回る結果となった。
◎平成21年中の火災発生状況等について
◎救急出動状況
◎救急統計
◎救急対前年比較
◎救助統計