小樽の観光名所のひとつ、堺町通りメルヘン交差点沿いに、珍しい氷の「アイスドーム」が出現し、1月17日(日)に、カフェとしてオープンした。
「アイスドーム」は、メルヘン交差点に建つチーズケーキ専門店「ルタオ チーズケーキ ラボ」(堺町6-13)の敷地内に誕生。同店の稲葉悦子チーフが、「小樽に来た観光客の方々に、小樽の冬を少しでも楽しんでもらいたい」と企画した。
製作は、ニセコや札幌など道内各地で”ICE BAR”の製作運営を行う造形作家タケナカヒロヒコ氏。1月上旬から枠組みを設置し、水を吹き付けるなどの作業を繰り返し、16日(土)に完成した。制作費100万円。
氷の造形物の中でも飲食が出来るようにとドーム型になっている。天井には幾つものツララが垂れ下がり、厳寒の北国の様子が伝わってくる。夜間は、青のLEDライトが氷の中から幻想的に広がる演出もある。
17日(日)は、「OPEN記念」として、リンデンアップルティーの無料サービスが行われた。冬期間限定の「アイスドーム」は、3月まで。営業時間:9:00~17:30。
「全国でも珍しいアイスドームカフェなので、これから雪あかりの路や雪まつりで多くの観光客の方が小樽に来てくれると思うので、ぜひ、こちらにも足を運んでもらいたい。観光客だけでなく、市民の皆さんもぜひいらして下さい」と呼びかけている。