巡視船「ほろべつ」解役 さよならオープンシップ


 小樽海上保安部(港町5)の潜水指定船「巡視船ほろべつ」(近江修一船長)が、今年度で解役することになり、同部は、1月23日(土)10:00〜14:00、小樽港色内ふ頭で、同船の解役イベント「さよならオープンシップ(一般公開)」を開催する。
 同船(495トン)は、長さ63.4m、幅7.8m、深さ4.3m。1977(昭和52)年1月に稚内海上保安部に就役、1979(昭和54)年10月に小樽海上保安部に配属替えした。後に根室に配属され、1995(平成7)年9月には、再び小樽に配属された。
 この間、1983(昭和58)年9月の大韓航空機撃墜事件や、1993(平成5)年7月の北海道南西沖地震、2004(平成16)年11月の石狩湾新港で韓国貨物船の乗揚げ、2009(平成21)年12月の苫小牧港で7名乗りプレジャーボート転覆など、大きな事故・事件に出動し、活躍した。
 「さよならオープンシップ」では、巡視船の公開、潜水士によるレンジャー訓練(午前、午後各1回)が行われる。このほか、船長など退官する乗組員への花束贈呈、先着100名に「うみまるクッキー」無料配付などもある。
 問合せ:0314-27-6118
 巡視船ほろべつ