「小樽日中友好協会」(佐藤幸子会長)が、12月13日(日)に再発足した。ホテルノルド小樽(色内1)で設立総会と懇親会が開かれ、関係者たちは、中国との交流促進を誓った。
同協会は、1966(昭和41)年に発足し、様々な活動を続けてきたが、2007(平成19)年に会員の高齢化などを理由に解散していた。この後、小樽ー中国のコンテナ航路の増便や観光客増などの状況から、市は、関係者らに協会の復活を要望した。
このほど準備が整い、13日(日)に設立総会と懇親会が同ホテルで開かれた。佐藤会長は、「市から依頼を受けて、準備を進めてきました。今年は中華人民共和国の建国50周年ですので、今こそ友好協会を作るべきと思いました。敬意と友情を持ってお付き合いさせて頂きます」と挨拶した。
来賓の山田勝麿市長は、「やっと協会が立ち上がりました。韓国と台湾の外国人観光客が減る中、中国本土からの観光客が伸びております。留学生の6割が中国人で、中には寿司職人を目指して働いている人もいる。これからの友好関係に大いに期待している」と述べた。
同協会では、今後、文化や芸術、科学、経済、スポーツなどの分野にわたる交流促進や、北海道日本中国友好協会と道内各地の協会との連携協力、中国情報の提供などを行うことにしている。来年の正月には、留学生のための新年会、来春には、在札幌中国総領事の講演会やお花見を開催する予定。
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