小樽商科大学のサークル「小樽笑店」(松田愛美代表・17人)が、12月24日(木)・25日(金)11:00~18:00の2日間、クリスマスイベント「サンタモール一番街」をサンモール商店街で開き、真っ暗闇の旧丸井今井ビルを明るく照らしている。
今年で2年目を迎えたこのイベントは、小樽の活性化を目指して活動する同サークルが、「小樽の人が商店街に足を運んで、クリスマス気分を味わって笑顔になってくれれば」と企画した。
昨年はアネックス館前の一部でのイベントだったが、今年はサークルメンバーが増えたこともあり、グレードアップ。旧丸井ビルとアネックス館の間にある吹き抜けのクリスタルコートに約1,000個のキャンドルを灯し、普段は真っ暗闇の通路を明るく照らす。
閉じられたシャッターには手作りのイベントポスターを貼り、クリスマスの雰囲気作りに力を入れ、買い物客にPR。サンタさんとトナカイのぬりえ、ヨーヨーすくい、しゃてきなどのえんにちを設置し、冬休みに入った子供たちの来場も呼びかけている。
クリスマスイブの24日(木)は、カップルの来場が多く見られ、暗闇に浮き上がるキャンドルの灯りの前で記念撮影に興じていた。サンタクロースの赤白の帽子を被った17人の学生たちは、商店街を通る市民に、「メリークリスマス」などと呼びかけ、笑顔を送っていた。
浜野哲也副代表は、「暗い通路に灯りをともして、市民の皆さんにささやかなクリスマスプレゼントです。サークルの名前が小樽笑店なので、少しでも笑顔になって頂けたら」と話している。
商店街の店主は、「昨年から小樽笑店さんにサンタモールを行ってもらって、嬉しく思っている。今年は、さらに素晴らしい灯りをつけてもらったので、お客さんからも好評です。景気の悪い商店街ですが、一緒にクリスマスを盛り上げてくれることがすごく嬉しい」と喜んでいた。
25日(金)16:00からは「ガア助くんのクリスマスライブ」も行われる。