琴や詩吟、日本舞踊などの「伝統文化こども教室」に通った子供たちが、11月14日(土)13:00~16:00、市民センター・マリンホール(色内2)で、その腕前を披露する。
「伝統文化こども教室」は、子供を対象に伝統文化を体験・修得させる文化庁の委嘱事業。
市内では、「いけばな小原流小樽地区」、「小樽三曲協会」、「茶道裏千家淡交会小樽支部」、「日本詩吟学院岳風会小樽支部」、「日本舞踊 藤間流扇玉会」の5団体が事業を実施している。
2007(平成19)年度には、参加した子供たちが日本の伝統文化に慣れ親しんだ姿を披露する場として、「伝統文化こどもフェスティバル」を開催。琴や詩吟などに通った子供150人が、練習の成果を発表した。
3年目となる今年は、初めて伝統文化に触れた子供や、回を重ねるごとに成長した子供たちが、その腕前をお披露目する。
例年、市内の小中高生が約150名参加していたが、今年はインフルエンザの影響を受けて100名弱に減少する可能性があるとしている。
三曲協会は、琴と尺八による「わらべうた」と「キラキラ星」。日本詩吟学院岳風会は、「おおきなかぶ」や「海峡の夕焼け」など。藤間流扇玉会は、「七つの子」や「おさるのかご」、「近江のお兼」。
いけばな小原流小樽支部は、子供たちの作品を展示するほか、ステージ上で感想を発表する。茶道裏千家淡交会小樽支部は、開演の13:00前から、ロビーでお茶屋を開き、お手前を披露する。
現在、子供たちは、本番の14日(土)に向けて最後の練習に励んでいる。