民謡の内閣総理大臣賞 日和さんの優勝祝賀会 



minyo-hiwa1.jpg 「平成20年度民謡民舞全国大会」(財団法人日本民謡協会主催)で内閣総理大臣賞を受賞した小樽の日和かつ子さん(61)の優勝祝賀会が、10月31日(土)12:00からグランドパーク小樽(築港)で開かれた。
 同全国大会は、2008年10月、両国国技館で開催された。日和さんは、北海道代表として出場。全国から約680人が参加した。日和さんは、夫の尺八、次男のはやしと一家協力して「南茅部鱈釣り口説」を披露し、見事、内閣総理大臣賞に輝いた。
 祝賀会では、日和さんが、「民謡を歌い始めて40年が経ちました。先生のご指導や仲間たちの応援に感謝している。民謡の練習に出かけなければいけない時には、2人の息子に犠牲になってもらった。それでも不満を言わず協力してくれた。夫婦2人で続けてこられたことを、子供にたくさん感謝しています。40年の間に、辞めようと思ったことがありました。しかし、仲間達に支えられて続けてくることが出来ました。
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 大会当日、自分の順番が回ってきて北海道代表のタスキが渡されると、タスキを重く感じた。全国の大舞台で、夫の勲の尺八と、息子のお囃子、3人で協力したから優勝することが出来ました。結果のアナウンスが流れた時、何かの間違いだと思ったが、本当に優勝したと聞いて、頭がボーっとしました。足が地につかなかった。幸せものだと思いました」と、涙を浮かべて挨拶し、親子3人で「南茅部鱈釣り口説」を会場に響かせた。
 会場に集まった250人の関係者たちは大きな拍手を広げ、小樽の民謡選手・日和かつ子さんの優勝を祝福した。
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