職人業(わざ)を発信 サテライト「おたるすきる」オープン


otaruskill1.JPG 小樽職人の会(佐々木徹組頭)のサテライトスクエア「おたるすきる」が、10月31日(土)、ウイングベイ小樽一番街2階にオープンした。
 同会は、1992(平成4)年、市内で活躍する職人たちが「職人業の継承」と共同研究開発を目的に設立された。これまで、小樽の職人業(わざ)を市民に周知するとともに、全国の職人とのネットワーク連携に努めている。2001(平成13)年には、「特定非営利活動法人 北海道職人義塾大学校」を設立した。
otaruskill2.JPG この北海道職人義塾大学校の体験学習事業部が、市民や観光客を対象に、小樽の職人の作品展示や製作体験を行う情報発信の場として、同サテライトを開設した。小樽うみ元気プロジェクトの協力を得て、「海辺のサロン」内にオープンした。
 平日は一般展示を行い、毎週、土・日・祝日には、様々な製作体験を行う。
 オープン初日の31日(土)には、砂型でスズのアクセサリーを作る鋳造製作体験を実施した。オープン記念として、通常1,575円のところ500円(材料費)で行った。11月3日(火)までは500円を継続する。(写真提供:北海道職人義塾大学校)