北海道財務局・北海道財務局小樽出張所は、来年3月に完成する小樽地方合同庁舎(港町5)内の食堂・喫茶・売店及び自動販売機の営業を希望する業者を、家賃をタダで募集している。
国の機関が入居する小樽地方合同庁舎の新築は、庁舎が手狭になったことや老朽化が進んでいるため、総事業費39億9,700万円で行われている。敷地面積 7,500平米、地上6階建(延べ13,000平米)。関連記事
すでに建物の外観を覆っていた工事用の防護シートが取られ、その全容を見せている。
この新築庁舎内には、福利厚生施設として、食堂喫茶159平米72席・売店24.74平米・自販機5台が設置される。
同庁舎には、第一管区海上保安本部をはじめ北海道財務局小樽出張所など国の11機関が入居し、職員数は計360名。
食堂は1階の海側で、眼前に海が見える絶好の位置に配置された。10月に、このスペースを有償で募集したところ、7社の応募があったが、決定に至らなかった。今回、新たに家賃を無償(電気・水道代は別)として業者を募集することになった。
このための説明会が11月5日(木)午後3時から、小樽港湾合同庁舎4階第1会議室で行われる。申請書様式の配布、施設概要に関する説明があり、当日参加しない業者の申請は一切認めない。11月5日(木)に申請書を受け取った業者の申請受付は、12月4日(金)までに持参または郵送することになっている。
海が目の前の上、周囲には観光船乗り場や観光客用の駐車場があり、観光客の往来も多い場所で、家賃がタダという格別の条件での募集となる。食堂喫茶の営業を希望する業者には、この機会は見逃せない。小樽市内からの業者の参加も呼びかけている。