10月25日(日)に小樽で開かれた「三世代交流 第2回おたるダンススポーツ競技大会」に出場した中国選手団が、26日(月)、市役所を訪問し、大会の結果報告を行った。
市役所を訪れた中国選手団(スン・ウェイ・イン団長)は、ヂュ・ユエ・ハンくん(12)、リゥ・ジンさん(12)、ユ・シ・ジェくん(9)、ゲン・フイ・ヤンさん(9)の4選手など計6人。
中国選手団が日本の大会に参加したのは、ロシアをはじめ数多くの国々とダンスの国際交流を続けてきた「ダンスうんどう塾」の小林英夫塾長が、中国黒竜江省を訪れたことがきっかけ。
大会では、小樽と富山の小中学生と「日中友好チーム」をつくり、ラテンダンスのメレンゲ・アヤトリ・リズムの3種目に出場した。団体での練習は大会前日の1日のみという条件下で、メレンゲ種目で見事優勝を果たした。他2種目でも準優勝という好成績を収めた。
中国選手団と一緒に市役所を訪問した小林塾長は、「優勝と準優勝という結果となり、大変喜ばしいこと。中国の選手が、日本の大会に出ることは初めてで、それも小樽の大会に出てくれたことは素晴らしいこと。日中の架け橋が小樽からスタート出来たと思う」と話した。
スン団長は、「私の学校は、中国唯一のダンスの先生を育成する学校です。今回のダンス大会をきっかけに、中国と日本の大人と子供の交流が深くなるように頑張りたい」と述べた。
この日は、山田勝麿市長が公務で不在のため、代わりに山田厚副市長が挨拶。「ぜひ今後も日中交流の機会を作っていただきたい。今回、小樽に来てくれた子供たちが、大人になってダンスの先生になったら、ダンスを教えに小樽に来てもらいたい」と話した。
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