可愛いフウセンウオの幼魚を展示 おたる水族館


huusenuo.jpg おたる水族館(祝津3)は、10月24日(土)から、2cmになった可愛い小さなフウセンウオの幼魚たちの展示を行う。
 フウセンウオは、北海道周辺に生息するダンゴウオ科に属する北方系の魚。近縁種には、北海道でおなじみのホテイウオ(地方名:ゴッコ)がいる。可愛らしい姿に人気が高いという。
 同館では、昨年5月に、紋別から飼育試験のためにフウセンウオを搬入した。ストレスを少なくするために餌の動物性プランクトンのほかに植物性プランクトンを水槽に入れたり、水温の調整など、環境変化に慎重に取り組んだ。この結果、今年2月に生まれた卵が、4月から5月にかけて120匹が孵化し、同館で初の繁殖に成功した。
 「人気の高いフウセンウオの子供だけあって、その姿や色、眼どれをとっても非常に可愛らしく、是非多くのお客様に見て頂きたい」と、10月24日(土)から一般公開する。
 公開は、2階のフウセンウオ展示水槽内。幼魚用の小さい水槽をアクリル面に貼り付けて,5個体を展示する。