「ポラロイド写真の小樽展」 文学館企画展


camera1.JPG 市立文学館(色内1)は、10月10日(土)から、企画展「ポラロイド写真の小樽展」を開催している。
 同展は、ポラロイドカメラが1948年に発売され、世界中で愛されたが、2007年からの製造中止を受けて企画された。
 ポラロイド好きのメンバー6人が、それぞれの目線で小樽の風景を撮影し、その独特な発色を持つ写真を約300枚飾っている。また、1930年代から2006年までのポラロイドカメラ40台も展示している。
camera2.JPG 玉川薫副館長は、「ポラロイドカメラは、撮ったあとに写真が出てくるという革新的なカメラだった。その後、1972年に発売されたSX-70は、折りたたみ式で、フィルムを剥がさないで感光するという何もかも新しいものとなった。ポラロイドカメラには、2つの革命があり非常に興味深い。生産中止を受けて惜しむ人たちの声が多く、今回はそれに応える形で企画した」と話す。
 ポラロイドカメラの人気は、シャッターを押したその場で写真が見れる手軽さと、独特の発色、カメラ時代のデザイン。同館には、その年代ごとのカメラが展示されており、ポラロイドファンだけではなく、一般の人にも楽しめる企画展となっている
 「一般の人の展示スペースもあるし、珍しいカメラも募集している」(同館)。
 企画展「ポラロイド写真の小樽展」は、11月3日(火)まで。入館料一般300円、高校生・市内在住70歳以上150円、中学生以下無料。問合せ 32-2388 小樽文学館