家具職人や船大工などが使った道具20点、10月10日(土)から、市総合博物館・運河館(色内2)の小さな企画展スペースに展示されている。
「普段展示することが出来ない博物館のコレクションを、市民に見てもらう機会にしたい」と、今年から始まった運河館の小さな企画展。
4回目の今回は、小樽の街が北海道の経済の中心であった明治末から昭和初期に街を支えた多くの職人たちが使った道具を紹介する。
昭和初期から30年代の「のみ」、「かんな」、昭和30年代まで使用されていた道具入れなどが飾られている。鏡台の製作時に描かれたという昭和初期のデザイン図や、1911(明治44)年に撮影された家具職人たちの写真も並んでいる。
小さな企画展「職人の道具箱」は、12月4日(金)まで。通常入館料:一般300円、高校生・市内在住70歳以上150円、中学生以下無料。問合せ 33-2523 総合博物館。