「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト『マジプロ 2009』」(柿崎真奈美代表)の最終成果発表会が、11月1日(日)14:00~17:00、小樽運河プラザ三番庫(色内2)で開かれる。
同プロジェクトは、「小樽市の現状を見て、学生ならではの意見で小樽市を変えよう」を目的としている。昨年度、経済産業省の「平成20年度体系的な社会人基礎力育成・評価システム構築事業」に採択されて始まった。
2年目の今年度は、2年生を対象に2単位の正規カリキュラム化した。2年生20人が集まり、5月から取り組み始めた。昨年参加した3年生12人が2年生を支え、6ヶ月にわたって議論や現地調査を行い、「第15回後志フードフェスティバル」の出品を経て、最終提案をすることになった。
最終報告会では、2年生の6グループのうち、まちなか活性化に取り組んだ3グループがワークショップ形式で発表する。ご当地料理・スイーツ、ネット販売などに取り組んだほか3グループは、成果をポスターセッション、試食会・デモ形式で行う。試食は、ホッケのコロッケと豆乳プリンの2食。先着150名まで。
「たくさんの市民の人に来てもらって私たちの発表に意見を出してもらいたい。みんなで小樽が活性化出来るような場にしたい」(柿崎代表)。入場無料
「小樽のご当地料理開発」チーム
小樽の地域特性を活かした家庭料理「小樽ごはん」とコンセプトにして、「ホッケ」を素材に3つのメニューを考えました(ホッケのコロッケ、ホッケのから揚げ、ホッケのブイヤベース)。発表会では、グランドパーク小樽さまのご協力により、試食会で最も好評だった「ホッケのコロッケ」を提供します。
「小樽のご当地スイーツ開発」チーム
和と洋の感覚をミックスした新しいスイーツを6種類考案し、㈱花月堂さまの協力をいただいて、そのうち3つの試作にこぎ着けました(豆乳プリン、フルーツおはぎ、キャラメルどら焼き)。発表会では、花月堂さまの協力により、試食会で最も好評だった「豆乳プリン」を提供します。
「物産品ネットショップ」チーム
このほど開店した小樽物産のネットショップ「小樽家族」の普及促進について検討してきました。数多ある「地域物産ネットショップ」の中で、いかに小樽家族を知ってもらい,どうすれば多くの人に利用してもらえるか、検索上位に食い込むための工夫やブログや携帯電話を活用したPR方法など、若い感覚を活かした戦略の提案をします。
「手宮を中心としたフットパス提案」チーム
手宮線跡地を中心としたエリアの活用策について検討してきました。市民に愛着をもって利用され、観光ルートとしても魅力的なフットパスの整備計画を通じ、運河北側への動線拡大と時間消費を促すため、効果的な案内板の配置などを含めた提案をします。
「小樽の商店街でのイベント提案」チーム
小樽の夜を楽しめるための方策について検討してきました。商店街を中心としたエリアで、学生も楽しめるような夜のイベントを開催することで、小樽の夜の魅力を高めながら、商店街に学生を呼び込む企画について提案します。
「小樽への学生移住計画」チーム
小樽商大の学生がもっと小樽に根を下ろし、地域の一員になるための方策を検討してきました。最終目的は「学生の小樽移住」ですが、現代の商大生の生活実態を調査した結果、移住にはかなり高いハードルがあると気付かされました。まずは学生の小樽での滞在時間を増やすため、学生のライフスタイルを考慮した時間消費の工夫について提案します。
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