市外居住の市役所職員は133名


 自分が勤務する小樽市に住まず、市外居住している小樽市役所職員は、5月1日現在で133名であることが、開会中の市議会第3回定例会で明らかになった。
 市役所の職員数は、5月1日現在で1,733人。このうち、市外居住している職員は、133名。市市議会定例会での横田久俊議員の一般質問でわかった。
 市によると、133名のうち、約半数が、医師や看護師などの医療系の職種となっている。理由は、親の介護が必要、配偶者の勤務地が市外など、「やむを得ないと思われる」ものが約8割を占めているという。
 この状況に対し、横田議員は、29日(火)の予算特別委員会で、「市役所で働く人が市外に居るのでは、市民の納得は得られない。石狩市は、受験要綱に、市内に住んでくださいと書いている。22年度の採用試験は終わってしまったので、次の試験から要綱に入れてもらえるようにして欲しい」と要望した。
 市は、「採用試験で、小樽に住んで欲しいとは呼びかけているし、一昨年は20人採用したうち18人が小樽に住んでいる」と述べた。
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