9月最後の週末、市内手宮公園(手宮2)に、秋の栗拾いに、市民たちが三々五々と訪れている。
手宮公園(約9,000平方メートル)は、栗の北限の自然林として知られている。推定樹齢100~170年の自然繁殖した栗の大木が並び、見事な自然林を形成している。
今年は8月下旬頃から、栗の木の枝にイガに包まれた実が出来始めた。9月上旬の気温は平年よりも1~2℃高く推移したが、中旬からは平年並となり、イガが一気に茶色づいた。
下旬になると、栗の実がイガの間から顔を出し、散策路に散乱した。
26日(土)は天候も良く、近所の住民たちが、散歩がてら栗拾いに同園に足を運んだ。散策路に散らばるイガの中から実を取り出し、ビニール袋に次々と入れていた。
栗拾いを楽しんでいた人は、「まだ緑色のも木についているから、もう少し栗拾いを楽しめそうだ」と話していた。