小樽と札幌定山渓を結ぶ道道小樽定山渓線の一部が通行止めとなっているが、朝里ダム記念館から札幌国際スキー場までの約8キロは、9月19日(土)から通行止めが解除されることとなった。
同線の通行止め(朝里ダム記念館~四ツ峰トンネル)は、7月に、札幌市南区側にある四ツ峰トンネル(1,470m)内部の壁面の一部がはがれたため行われている。同区では、8月に、同線の通行止めを継続したまま、トンネルの調査・分析を9月30日まで行うとしていた。
このほど、同区は、秋の紅葉シーズン前に、四ツ峰トンネル以外のトンネルの安全を確認したことから、札幌市側の一部の通行を許可することを決めた。これに伴い、小樽市側を管理する小樽土木現業所も、朝里ダム記念館から国際スキー場までの約8キロの通行止めを解除することにした。
しかし、四ツ峰トンネルの開通のメドは立っていないが、この通行止め解除を受けて、朝里ダム記念館から国際スキー場までの区間では、紅葉を車から眺めることが可能となる。