秋の大型連休”シルバーウィーク”入りした19日(土)、「第3回アートストリートin都通り」開催中の小樽都通り商店街に、市民や観光客が訪れて、賑わいを見せた。
アートで、商店街をいっぱいにするこのイベントは、誰でも簡単にアートに触れることが出来る。芸術の秋にピッタリな行事で、毎年、参加者が増えている。
今年の目玉は、都通り商店街のペナントデザインコンテスト。ペナントは、同商店街のアーケードの支柱に飾られるもので、優秀賞には、5万円の賞金が贈られる。
小樽運河散策路の街路灯や、かもめ、船をデザインした作品や、昭和時代の商店街の写真を添えたものなどが集まった。ふれあいプラザ前に展示されている。
毎年恒例のフォトコンテストもあり、夜景や人力車の車夫と話すカップルなど、様々な視点で撮影された小樽の顔が、100点以上も並んだ。
期間中、このイベントを支えた関係者や都通り商店主、買物客などの手形を取って飾るモニュメントも製作中だ。
会場を訪れた市民たちは、赤や青など好みの色の絵の具を手のひらに塗り、用意された用紙にペタっと乗せた。「あっ出来た」、「次は手をどっちに向けようかな」などと、商店街のアート体験イベントに興じていた。
アートストリートは、23日(水)まで。この期間中、昆虫切り絵講座やオリジナル紋作り、和紙ちぎり絵体験など、身近にアートを楽しめるイベントが、盛り沢山用意されている。
同時に、秋の収穫祭も開催中。詳しくはこちら(PDF)