赤字圧縮に躍起になっている市は、市税滞納者から差し押さえた物件のインターネット公売を5月から行っている。すでに2回の公売を行い、196,300円の落札実績を上げた。
これを受けて、9月15日(火)から3回目のインターネット公売を実施することになった。
「今回は初の試みとして」、小樽市桂岡町26-5の土地建物の不動産を出品する。土地252平米、建物1階89.91平米で、見積価額は420万円の予定。
「売れるかどうかは、出してみないと分からない」(財政部納税課長)。
この物件のほか、常滑焼の急須6点、木製回転式印鑑展示箱など計12点を出品する。中には、前回不落となった明治時代の古い時刻表2点「小樽駅(現南小樽駅)から高島駅(現小樽駅)」と「高島駅(現小樽駅)から手宮駅(現小樽市博物館)」も再度出品する。前回の50,000円(1点)を20,000円に下げた。 関連記事
公売への参加申込は、8月25日(火)から9月9日(水)。同課は、25日(火)までには、市HPに出品物件の詳細をアップするとしている。また、9月7日(月)10:00~15:00、小樽市消防庁舎6階第3会議室で下見会を開催する。
入札は、9月15日(火)からで、不動産(入札形式)が24日(木)、動産(せり売り)が17日(木)までとなっている。
◎インターネット公売(納税課)
◎小樽市(せり売) インターネット公売