「どんどこざぶ~ん」の3日間 潮まつり24日(金)スタート


 小樽の夏の祭典「第43回おたる潮まつり」が、24日(金)から3日間の日程でスタートする。「どんどこざぶ~ん」の潮音頭が市内に広がり、市民こぞって小樽港第3号ふ頭のメイン会場に集まる。
 おたる潮まつりは、1967(昭和42)年、「海への感謝と郷土小樽の発展を全市民あげて祈念する」をメインテーマにスタートし、今年43回目を迎える。潮まつりとは
 メイン会場は、昨年と同様、小樽港第3号ふ頭基部と第2号ふ頭の一部。陸では、潮ねりこみや神輿渡御、海では、船団パレード、空では花火大会と、陸海空で小樽の夏を盛り上げる。
 今年の目玉は、これまでの最終日の花火大会に加え、初日にも花火大会を行う。初日の24日(金)は、山灯(やまび)と題し、打ち上げ花火と水中花火など1,000発。最終日の26日(日)は、海灯(うみび)と題し、打ち上げ花火とクレーン車によるナイヤガラなど1,500発となっている。
usiorensyu.JPG 中日の25日(土)は、76梯団(チーム)の約6,000人が、市内中心部から港までの区間を踊り歩く恒例の「潮ねりこみ」が行われる。イベントスケジュール
 開祭前日の23日(木)、メイン会場では、実行委メンバーは準備に大忙し。メインステージでリハーサルなどを行い、関係者たちは念入りに本番前の調整を行っていた。
 7月23日(木)の札幌管区気象台の週間天気予報によると、24日(金)曇時々晴、25日(土)曇のち雨、26日(日)曇で、潮ねりこみの25日(土)の降水確率は80%となっている。関係者たちは、「晴れるという情報もあるので、雨が降らないように祈るだけですが、雨が降っても決行です」と話している。(写真提供:おたる潮まつり実行委員会)