ゴルフの石川遼選手ら3選手 和光学園を訪問 

 小樽カントリー倶楽部(銭函3)で、30日(木)から開催する「サン・クロレラ クラシック」に出場する石川遼選手(17)ら3選手が、28日(火)、市内の知的障害者施設「和光学園」(桜4)を訪れ、約60人の施設利用者と交流し、楽しいひと時を過ごした。
ishikawaryo.JPG 施設を訪問したプロゴルファーは、石川遼(17)・甲斐慎太郎(28)・武藤俊憲(31)の3選手。2008年の獲得賞金ランキングでは、石川選手5位、甲斐選手8位、武藤選手10位と、それぞれベストテンに入る活躍を見せている。ジャパンゴルフツアー選手会(宮本勝昌会長)が、社会貢献活動の一環として行った。
 3選手は、15:00からの交流会に参加し、施設利用者たちとゲームに興じて、交流を深めた。 注目の石川選手は、黄色のポロシャツに白いパンツ姿で登場。石川選手の姿を見ると、体育館で待ち構えていた施設利用者たちは、”遼くん格好いい”などの歓声とともに、大きな拍手で3選手を歓迎した。
 3選手の紹介と挨拶のあと、施設利用者10人が1グループの計3チームに分かれ、3選手もそれぞれのチームに仲間入り。「チームりょう」、「打倒石川」、「むっちゃんチーム」と名前を決めた。石川選手の「チームりょう」では、円陣を組んで「ファイト、オー!」の気合を入れるなど、すぐに打ち解けていた。

 最初に、一列になってフリスビーを後ろ向きで仲間に渡していく「ディスクわたし」ゲームを楽しんだ。この後、フリスビーを輪の中に投げ入れる「フライングディスク」にも挑戦した。石川選手も、思いのほか苦戦し、「入らなかった」、「ああだめだ」と下唇を噛んでいた。ゲームは、甲斐選手が率いる「打倒石川」が優勝した。
 ゲーム終了後、3選手と施設利用者たちは、それぞれのプレゼント交換を行った。プロゴルファーたちは、サイン入りのゴルフボール、利用者は、自家製の菓子パンなどを手渡した。最後に全員で集合写真に納まり、3選手との交流会を終えた。
 選手会の社会貢献活動に初参加した石川選手は、「本当に楽しくて、まさかこんなに楽しい時間になるとは思わなかったですね。僕は、これが初めての経験だったが、みんな温かく歓迎してくれて、本当に一生の思い出になりました。僕からお礼を言いたいくらいです。今週から応援していただければ、ゴルフファンも増えて、僕のファンも増えて頂ければ、僕の心強い味方になって、今週も上位を狙える力になります。今日は、甲斐プロに負けてしまったけれど、サンクロレラシックは頑張りたい」と話した。
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 ◎プロフィール 石川遼 甲斐慎太郎 武藤俊憲
 昨年のサン・クロレラ クラシック
 サン・クロレラ クラシック
 和光学園